冬至。
夜が最も長い日。(@北半球)
この日を境に太陽が力を取りもどす一陽来復の日。(@北半球)池袋ショー後のちょっと特別な日には、気合いを入れた石を取り上げたくなります。
ここ数年は、その時期に心惹かれた「おお!」という石を登場させてきましたが、今回は心惹かれたというか……惹かれたいることは惹かれているんだけれど、どちらかというとこのタイミングでいっちょまとめておこうかいという、タイミング重視の石。
レインボー水晶(インド産)でいってみたいと思います。

※……グレードの高いものには手が出ないので手頃グレードで。きれいなものはもっと鮮やかに虹が出ます。
池袋ショー以後、ネットで見かける機会がぐぐっと増えました。
私は実物を手に取る機会がありましたが、ネットで見かける説明をざっと見渡してみると、情報が古いもの、説明不足のもの、いろいろ気になるところもありまして、ここで一つまとめておいた方がいいのではと考えた次第です。
この石については、天然未加工なのか、加工ものなのかで説が分かれていて、私も完全には決断を下しかねています。
今の時点でまとめておけば、また、新たな情報が集まるかもとの期待もあります。(情報募集中!)
まずは、現在ある情報をまとめてみます。
●名前
この水晶には、現在統一した名前は付けられていません。
最初に入荷したショップでは「レインボー水晶」という名称で呼んでいますが、これでは従来のクラックに虹がでる水晶と混同してしまうため、ショップによって「レインボー・ロータス・クォーツ」「イリデッセンス・クォーツ」「虹彩クリスタル」「天然オーロラクォーツ」「セブンカラー・ストーン」などと独自の名前で呼び始めています。
たいてい、最初に見つけたショップの名称を見て「コレは虹彩水晶というのか!」……と頭に焼き付いてしまうケースが多いと思いますが、正式名称はなく、ショップごとに独自ネーミングをしている段階です。
今後ヒーラーなどが別の名前を付けることも考えられます。
●外見
外見は、ブラジル南部~ウルグアイ産のアメジストのような短柱状。。
要するに結晶のとんがり部分だけが群れたような「つくつくタイプ」のクラスターです。

そのつくつくクラスターに「虹」がでます。
名前が「レインボー水晶」と言うくらいですから虹が出るのは当たり前ですが、この名前と「虹」という説明でいろいろ誤解を招いている面もあるようす。
まず、虹、レインボー・クォーツというと内部のクラック(ひび)に虹が出るものを連想しますが、この石の虹はクラックの虹ではありません。

↑のような、虹が写っている写真を見ると、アクアオーラのように人工的に金属を表面に蒸着させたものや、あるいは天然の状態で薄い酸化被膜ができて虹色に見えている水晶と間違われますが、このような被膜系の虹とも違います。
この「レインボー水晶」は、石の内部に、ファントム状に虹が出ます。
皮膜状の虹がファントムになっている感じです。
このレインボー水晶、見た目は申し分なくきれいなんですが、どうにもこうにも写真に撮りにくい!
虹が出ている結晶をアップで撮ってみました。

虹が結晶面の一層下に出ているのがおわかりいただけるでしょうか。
また、結晶面と同じ形で、結晶面と平行に出ていることから、クラックによる虹ではないことがわかります
。