2012年3月30日金曜日

気功治療教室【気功師養成講座カリキュラム】


◆気功師養成基礎講座カリキュラムについて

 気功をはじめてみよう!
 もしくは気功師になってみたいけれど、何をすべきか良くわからない・・・
 という方の為に、これからじっくりと気功界の現況についてご説明して参ります。
 そして、しっかり内容を把握して頂いてから「気功師養成基礎講座の3大カリキュラム」についてご説明致します。
 では、まず気功を始めるにあたって、一番初めにぶつかる問題。
 もしくは、我々気功師が最初によく受ける質問。
 これはいったい何でしょうか?
 これは
 「どの流派の気功を学ぶべきなのか?」
 という問題です。
 「流派なんてあるのですか?」
 まったくはじめての方や、気功体操・気功ダイエットなどを実践されている方は、そのように思われる方もいるかもしれません。
 現在、気功の最先端をいく中国では実に「2万以上の気功の流派が存在している」と言われています。
 これは、個人が独自の流派を作り上げ、○○流気功術・・・
 と自らの独自の流派を作り上げている為です。
 当然日本にも、中国ほどではありませんが同様に多数の流派が存在しております。
 「社会への気功の普及活動」
 という面から見ると、これは大変喜ばしいことです。
 時代の流れを取り入れ、その時代に沿った、より良い方法を考えていく事は気功に限らず、どの分野においても大切なことであります。
 しかし、
 「これら全ての流派の気功が正しい流派であるか?」
 と問われれば残念ながらそうとは言えません。
 自己流に走るあまり、気功の本質を見失った「危険を伴う流派」がある事も事実です。
 また、残念ながら、関連グッズ販売などに力を注いでしまっている流派も多数存在します。
 実際、これだけの流派が存在すると、どれが正しいのか?
 という答えを探しだす事は困難であります。
 その為、気功を学んでいる方々の中には真剣に勉強しているにも関わらず、様々な流派の修行を転々としている方が、たくさんいらっしゃるのが現実なのです。
 しかし、これから気功をはじめよう!
 という思いをお持ちの方や、どの流派にしようか迷っている方は、一度気功の本質について考える必要があります。

◆気功の本質を辿る

 この気功の本質を辿ってゆくと、どの流派においても三大気功というものに辿り着くこととなります。
 これはどの流派においても必ずです。
 ですから初心者の方は判断の基準として、この気功の基本形、及び母体とも言える
 「三大気功の本質から逸脱してしまった流派」
 には、注意が必要であるという事は断言致します。
 では次に3大流派について簡潔にご説明致します。

 三大気功と呼ばれる気功には、
●儒教系の武闘派気功(崑崙派)
●仏教系の少林派気功
●道教系の峨嵋派気功
 という3つの流派があります。
 これらは気功の三大流派としてあまりにも有名であります。

 字を見るとお解かり頂けるように、これらの流派の成り立ちは、母体となる宗派によって異なっております。
 これら3大気功流派はそれぞれ独自の形態を歩み、現在まで発展して参りました。
 各流派にはそれぞれの流派の特徴があり、その動き、目的が異なってくる点がポイントとも言えます。
 ここでは、おおまかに、
 気功の流派の元を辿ると、3つの流派が存在する。
 そしてその3つの流派はそれぞれ独自に発展してきた経緯がある。
 という事をご理解頂く事が大切です。

◆気功師養成基礎講座で学習する流派について

 では、ここからは気功師養成基礎講座で学習をする気功流派についてお話しさせて頂きます。
 私が気功師養成基礎講座にて指導している気功術は、前項でご説明した「三大気功」の中にある、仏教系の少林派気功です。
 そして少林派気功の真髄である「少林内勁一指禅」という流派の指導をしております。
 私はこの少林内勁一指禅の二十代目として気功師の育成活動、及び少林派気功の普及活動を実践して参りました。
 あなたもおそらく、少林寺拳法など、「少林寺」という言葉は少なからず耳にした事はあると思います。

◆少林内勁一指禅の歴史について

 少林内勁一指禅について更に詳しくご説明すると、三大気功の少林派気功には
●「北少林派」
●「南少林派」
 という2つの流派が存在します。
 尚、私はこの2つの流派の中で「南少林派気功」の指導及び普及活動を実践しております。
 この、北少林派気功と南少林派気功は大まかに区別すると、
●「武術系」
●「治療系」
 という2つの異なる属性に区別することが出来ます。

 ここでは、おおまかに

 と把握して頂いても構いません。
 私は、この南少林派気功の少林内勁一指禅十九代蕨巧根老師(蕨阿水老師のご子息)に、十八代蕨阿水老師の墓前にて伝授の儀式を執り行って頂きました。

 十八代蕨阿水老師(海騰法師)

 十九代蕨巧根老師(右)
十八代の墓前にて

 この少林内勁一指禅を広く普及するに至ったのは間違いなく十八代蕨阿水老師の献身活動によるものです。
 気功の学問では、気の科学的な証明・気そのものの存在についての立証が困難であるのが現状です。
 これは、気功の認知度がここまで高くなった現代においても同様で、赤外線の発動、サーモグラフィーによる対象物質・対象人体の科学的変化などが研究されてきてはおりますが、確実性のある立証は未だなく、存在の定義については不明確な部分が多いのも事実です。
 しかし、そのような中でも蕨阿水老師は、当時の医学では解決出来ないとされていた、たくさんの難病を抱える患者の治療にあたり、神医と呼ばれるに至るまでの存在となりました。
 そして、1978年、その活動に注目した上海中医学院研究所の要請を受け、少林内勁一指禅の練功が人体に与える様々な影響を科学的に体系化する活動についても献身されるようになりました。
 その後、国家がこの少林内勁一指禅についての研究に乗り出しましたが、そんな中でも蕨阿水老師は、患者への献身活動を行い続け、事故でお亡くなりになられる当日までその献身活動を続けらていたのはあまりに有名なエピソードです。

◆少林内勁一指禅の特徴について

 「少林内勁一指禅」
 このような難しそうな名前や漢字を見ると
 「何か特別な存在では?」
 と、非常に難しいイメージをもたれるかもしれません。
 少林内勁一指禅とは、ご説明した通り三大気功の中の仏教系である少林派気功直径の気功流派です。
 では「この流派とはどんな流派ですか?」と思う方もいらっしゃると思います。
 まず、この少林内勁一指禅流派の最大の特徴をあげるとすれば、何よりも
 「初心者の方でも取り組みやすい功法である」
 という点があげられます。
 しかし、これは決して簡単であるという意味ではありません。

 ここで私がお伝えしたい事は、
 「少林内勁一指禅の功法」そのものが、気を扱いやすい功法に仕上げられている
 という事です。
 但し、正しい姿勢でかつ正しい順序で行う事を徹底する事が前提にあり、時間をかけてゆっくりと技術を身につけていく流派であると把握しておく必要があります。
 気功師養成基礎講座の受講生の方々が最初に言われる感想の一つとして、
 「これならば私にも続きそうです」
 という感想が多くあります。
 最も基本である「馬歩站」から「白鶴展翅」などの応用に至るまで、少林内勁一指禅の技の中には、激しい動きが基本的にありません。
 外気を体内に取り込み、内気を徐々に高め、かつ内気を蓄える事が可能なこの功法は、幼老に関わらず取り組みやすいと言う点が、ここまで一般の方々の中にも浸透していった理由と言えるかもしれません。

 という従来の武術への活用を意識した気功ではなく、健康を意識した気功は、日本でもようやく注目されはじめるようになってきております。

◆中国の気功

 日本でも・・・
 と申したのは、気功が盛んな中国では、すでに一般の方々が気功を実践することが日常になっているからなのです。
 実際中国では、街角の広場などで朝早くから、たくさんの人々が気功の練功(れんこう)をしています。
 練功とは、外気を体内に取り入れ、かつ自分の体内に存在する気を自ら高め、蓄えていく訓練です。(詳しくは練気功)

少林内勁一指禅の練功風景(上海復興公園にて)

 このような風景を、あなたも一度はテレビなどで見たことがあると思います。
 これは、自らの気(これを内気と言います)を独力で高め、健康を維持・促進していこうという思いから中国では日常生活の一部として行われています。
 現在の日本では、気功について何か特別な魔法のような概念があり、何か特殊な能力をもった人が気功師として活躍するイメージがありますが、中国では、気功は一般の方々が各々で自分の健康を手に入れる為に実践しているのが現状です。
 このように、日々の生活の中に気功を取り入れ、自らの健康を自分で維持しよう!
 という取り組みがなされている事は非常に注目すべき事と私は感じております。
 私は気功師育成活動とともに、現在も現役で気功センターにて外気療法を長年行っていますが、本来気というものは独力で高める事ができるものです。
 ですから、極論を言ってしまえば、私のような気功師に気功治療を受ける必要は本来ないとも言えるのです。
 我々気功師が外気を用いる気功治療は、言わば「最終手段」と言っても良いでしょう。

◆今後の気功師のあるべき姿について

 今後、自らが気功師として活動したい!
 と思われている方がもしいたとしたら、私の考えを頭の片隅において下されば幸いです。
 これは、あくまで私の持論となりますが、今後気功師として活動する方は、
 独力で自らの気を高める訓練方法を指導する方向
 に向かうのが、最も患者自身の為になる効率的・そして経済的な処方であるとも言えます。
 そして、このような方向に向かうべき時代が到来しているとも言えると思います。
●医療費の高等問題
●年金の需給問題
 これらの問題は、私のような高齢者世代、そして将来の若者の世代にまで現実的に重くのしかかる可能性をもつ問題でもあります。
 このような現状を考えると、外気療法が主体である従来の気功から
 自分の健康を自分で守る内気を高める気功
 を自らが習得する時代へと変化していくべき時でもあると感じているからです。
 また流派の問題に関しても、まずは3大気功のひとつからスタートする事を強くお勧めします。
 実際、私自身も幾つかの流派を学びましたが、最終的にこの三大気功のひとつである少林派気功に辿りつきました。

 結局、突き詰めて気功を実践していくと、この三大気功に行き着くか・・・
 もしくは、オリジナルの自己流派を作り上げるか・・・
 という道に向かう事が、私の経験から断言出来ることです。


水の何パーセントが水素である

 もちろん自己流派を立ち上げる事も当然自由です。
 私の場合は、歴史と実績のある少林内勁一指禅という流派に出会い、今も尚学習し続けている段階であり、自己流派について考えた事は一度もありません。
 もしあなたが、「自己流派を作り上げる・・・」という事を考えないのであれば、最初から三大気功の中のどれかひとつからスタートする事が気功を習得する上での最短距離を歩むことにつながる事は断言できます。
 あなたは、私と同じように遠回りする必要はないのですから。
 尚、この点については、気功師を本格的に目指す方に限る話ではありません。
 気功をこれからはじめよう!
 という方も、まずその流派がどのような気功を実践しているのかをしっかり把握する事が、何より大切です。
 そして、不安な方は、三大気功のどれか一つからはじめる事をお勧めします。
 (余談ですが、有名な太極拳も、元を辿ると三大気功の道教系武闘派気功となります)

 実際、素晴らしい流派や、素晴らしい成果を出し真剣に気功の普及活動に取り組んでいる流派も存在します。
 しかし、中には少なからず、あきらかに気功の本質を踏み外し、独自の路線を走る流派や、個人を崇拝するような活動に近くなってしまっている流派も実際に存在する事を把握しておいて欲しいのです。
 これは、注目を浴び始めている気功という分野において、今後、誰かが伝えなければいけない事実です。
 繰り返しますが、物事は始めが肝心です。
 これから、気功をはじめよう!と思われている初心者の方は必ず、
 「気功の本質について」
 焦らずに、じっくり考えてみることをご検討下さい。

 南少林派気功の特徴は、気功の動きの中でも「とても静かでゆるやかな動きである事」が最大の特徴です。
 では、なぜゆるやかな功法となったのでしょうか?
 これは、南少林寺のお寺が、とても暖かい地域である中国の福建省にあるため、激しい動きの気功を好まなかった為、このようなゆるやかな動きが主体となっているという一説があります。
 地域の特性と言えるかもしれません。
 このゆるやかな功法を主体として構成された功法が「少林内勁一指禅」です。
 この動きがゆるやかであるという事は、私のような高齢の者や、体力の弱い女性でも取り組みやすいという、大きな付加価値をもたらしました。
 よく私が受ける質問のひとつに
 「気功に興味はあるのですが、私の年齢からでもはじめられるでしょうか?」
 という質問があります。
 しかし、私が実際に指導してきた方は、私と同年代のご年配の方から、10代の方まで、実際に幅広い年代の方がいらっしゃいます。
 年齢は幾つでも構いません。
 当然性別も問いません。
 気功は、正しい気功を実践しある程度の期間の練功を積むとによって、内気を感じ取ることが出来るものです。
 特殊な能力は一切必要ありません。
 ある程度、内気を感じ取れるようになると、自ら気功に没頭していく方が多いのも特徴です。
 イメージとしては早く動いたり、激しく動いたりしたほうが気が高まり安いように感じる方もいるかもしれませんがそんな事は決してありません。
 この「静的な動きが主流である」という点が、少林内勁一指禅が誰にでも取り組みやすい功法であるポイントと言えます。
 実際、気功師養成基礎講座の受講生の年齢層は10代から60代と幅が広く、女性の受講生は男性よりも多いのが現状です。
 この点は他の流派と大きく違う、実はとても重要な点であるとも言えます。

 また、最近では
 気功を武術に活かしたい!
 という方も大変少なくなってきております。
 これが、今の時代に求められている気功の姿であり、気功が注目を集めるようになった最大の要因と言えるかもしれません。

 20数年前・・・・
 私が気功を始めた時には考えられない事です。
 当時は、
 「私は気功を実践しています」
 などと言えば変人扱いされ敬遠されたもの。
 しかし、現在では気功は何も恥ずかしいものでもなければ、特殊な世界でもありません。
 この強力な時代の変化を私は身をもって体感した一人です。

 実は私の元には、今まで数十社に及ぶ出版社から、気功に関する本の出筆依頼が来ております。
 しかし、それら出版社の執筆依頼を今まで何度となく断り続けてきました。
 その理由は・・・
 本では、確かに表面的なテクニックやノウハウをお伝えすることは可能かもしれません。
 しかし、本では気功を実践する上で最も肝心の日々の練功が実践できるとは、長年の私の経験から、とても不可能であると確信していたからです。
 私の元には書籍などで学んではいるものの、どうしても身につかず、気功をしっかりと学びたいという方が全国各地からいらっしゃいます。
 その中には外国人の方も多数いらっしゃいます。
 しかし実際彼らの練功を見てみると、ただの気功体操でしかない場合が良くあります。
 しかも、正しい手法で行っていない為に、偏差という気の触れた状態に陥っている方もいました。
 気とは、誰にでも存在するものです。
 これは絶対です。
 しかし、この気を自ら鍛錬していくには、正しい手法で実践しないと、偏差と言う(わかりやすい表現で言うと気功の副作用)症状が現れることを、知っている方は少ないのです。
 これは、私が勝手に言っている事ではなく、何千年も昔から明確に言われている事実なのです。
 これらの正しい、方法を伝授していくには、やはり実際にお会いしていくしかない・・・
 という思いがあったのです。

 しかし、少林内勁一指禅二十代として、治療系の気功が時代に求められている今、出来る限りの事は実践していかなくてはいけないという責任を強く感じております。
 今後、気功師に求められるものは、気功治療の実践だけではありません。
 独力で自らが、自分の気を高める方法を伝授する。
 この、自分で行うという気功指導が求められてくるのは確実です。
 気功師になる為に大切な事は、まず自分自らが体内の気をコントロールできるようになる事です。
 自分の気を感じ取れない人が、他人に指導できるはずもありません。
 そして、この気をコントロールできるようになるには、一にも二にも、練功を実践するより方法はありません。
 「気」は誰でも必ず感じ取れるようになるものです。
 しかし、この気を感じ取れるようになるスピードには個人差があります。
 3ヶ月ほどで気を体感できる人もいれば、1年以上かかって初めて気を感じ取れるようになる受講生がいるのも現状です。
 この、気を感じ取れるようになるまでに時間がかかる為、日々の練功を継続して行うことが難しいのが気功習得までの最も厚い壁とも言えるかもしれません。
 しかし、しっかり日々の練功を継続して実践すると必ず気を感じ取れるようになります。
 この壁を乗り越えてはじめて、自分の体内の気を感じられた時の感動は言葉では表せないインパクトがあります。
 私もそうでしたし、受講生も皆感じている事です。
 気功を実践するには、知識やテクニックよりもまず、
 自分の内気を感じとる!
 これが第一ステップであると断言します!
 その為には、「日々の練功の積み重ね」という、地道な努力の継続は避けて通れないのです。

 練功指導をしていたある日、気功教室の受講生から
 「教室のない平日にも自宅で練習を出来るようにビデオを撮ってもよろしいですか?」
 という質問を頂きました。
 確かに、教室に来ている時は、皆さんしっかりと最後までやり遂げることは出来ます。
 しかし、気功の習得には繰り返しますが、日々の鍛錬である練功が基本です。
 教室と同様の練功を自宅で実践するには、経験上とても困難であることは理解していましたし、気にかけていた部分でもありました。
 そこで、実際に教室で行うレッスンをビデオにとってお渡しする事を考えるようになったのです。
 これならば、書籍では成し得なかった、私が最も心配している練功の実践が可能かもしれません。
 また、東京近郊に住んでいない方、そして教室に通う時間的余裕のない方にも影像を通しての指導が可能になるかもしれません。
 私が気にかけていた普及活動としての効果も含め、この事はとても大きな意味をもつようになりました。
 そして実際、長野県在住の方が、遠い中、通ってきていたということもあった為、私はこのヒントから本格的に影像を通しての気功の普及活動を考えるようになったのです。
 しかし、実際に全ての項目の内容をまとめるとなると、膨大な量のボリュームになってしまいます。
 また、指導中の映像では、私が受講生の元を動き回っている為、各ポイントを細かく説明していくことが出来ません。
 要点だけをまとめて短時間にまとめるようでは、それこそ書籍を断り続けてきた意味がありません。
 作るからには、しっかりと毎日の練功が実践出来るものが大前提!
 そして、難しい言葉を並べ立てて気功をさぞ、難しい神秘的なものに見せるような事はせず、
 映像に合わせて実践することで

 そんなわがままな物に仕上げていこうと決めていました。

 このような経緯から、企画制作されたのが本気功師養成基礎講座です。
 当初、予定ではDVD2枚組による、基本部分の習得に徹底した講座に仕上げる予定でした。
 しかし、これからの時代の需要、そして何より本物の気功を少しでも多くの方にお届けしたい!
 という思いから、指導者として指導すべき内容を全て盛り込む事に急遽変更しました。
 教材は、まず私が「基本的な動きを部位別に解説」していきます。
 その際に、特に重要なポイントについては別途画面上に文字が入り、よりわかりやすく把握出来るように構成しました。
 そして更に、正しい型で実践出来るよう、「私が実際に練功している映像」を加えております。


カタツムリの頭の中であなたが見つけることができる3つの臓器は何ですか

 これで、
 「これから気功をはじめてみたい!」
 という初心者の方から、
 「本格的に気功を学びたい!」
 という方までしっかり実践出来るような内容に仕上げることができました。
 また、ここまで全ての内容を公開したのは、実は私の年齢的な問題もあります。
 私は、年齢の割には元気ですね・・・
 とよく言われますが、やはり70代となり、しっかりと今後の事も考えなくてはいけない年齢に達しています。
 私には少林内勁一指禅二十代としての責任として、気功の普及活動、そして指導者の育成、更に二十一代の継承と、大きな使命があります。
 しかし、その為にはやはり、正しい気功術の習得が必要となります。
 そして正しい気功を学び、正しい訓練を続けていくと・・・
 必ず一度は、壁にもぶつかったりやる気が無くなってしまったりもします。
 そんな時、一人でその壁を乗り越えることは非常に困難です。
 ただ、テキストを見て練習する・・・
 このような形態の講座では、本質的な気功の普及活動とは言えないのです。
 そこで、私はこれらの今後訪れるであろう問題を事前に予測して今回講座を提供するにあたり、マンツーマンのサポートをお付けすることを決断しました。
 しかも数ヶ月ではなく、受講期間を通して行うサポートです。
 しかし、このマンツーマンサポートという特典は今後あまりにたくさんの方が受講された場合、自分の首を絞めてしまう事にも成りかねない為、実はお付けするべきかについてかなり悩んだ特典でもあります。
 これは、あくまで

 という、通信講座にありがちな形態を避けたいという、私なりのプライドと善意からお付けする事を決めた特典なのです。
 これは、自信がなければつけられない特典であることはご理解頂ける事と思います。
 自信がなければ質問などをされる事を恐れ、絶対につけるはずのない特典です。
 しかし、特典を付けるからには、しっかりとその役割を果たすのが私の義務であります。
 しっかり対応する為、そして購入していただいた方へ万全のサポートを維持する為に事前にお伝えしておかなければならない点ですので必ず事前にご了承下さい。

 本講座は、南少林内勁一指禅の気功技術を一歩づつ学習出来る構成になっております。
 しかし、どんな講座であっても実践しなくては成長はありません。
 当たり前の事ですね。
 また、治療系気功術として伝統・歴史を重んじる南少林内勁一指禅ではありますが、

 などのように誤解をされている方は受講をお断り致します。
 では、ここからは具体的な内容についてご説明していきます。

少林内勁一指禅の功法について

 少林内勁一指禅という流派について、少しずつ理解が深まってこられたと思います。
 では、ここからは具体的に本講座では
●どのような技術を習得していくのか?
●3大カリキュラムの流れはどのようになっているのか?
 という点についてご説明していきます。
 まず少林内勁一指禅の功法は大きく2つの功法に分けられておりまず。
 本講座では、この2つの功法を順にゆっくりと学んで行く構成になっております。
 では、この2つの功法をわかりやすくご説明致します。

本流功法と分流功法

【本流功法】

 この本流功法は、内気の高まり方が比較的早く、ハードな気の高まり方をする功法です。
 本流功法は少林内勁一指禅のカリキュラムを一定期間行い、基本を身に付けた後、少しずつ各々の目的に応じて実践していきます。

【分流功法】

 分流功法は、本流功法に比べ、内気の高まりがソフトであり、少林内勁一指禅をはじめるスタートとして取り組んでいく功法となります。
 気功師養成基礎講座ではまず、理論の学習にはじまり、実技を通してゆっくりと技の基本形を身に付けていきます。
 そして、この分流功法でしっかりと基本を身につけてから、徐々に前述しました本流功法を実践していく流れとなります。

 尚、本流、分流は難易度が異なりますが、だからと言って、本流が上、分流が下ということはありません。
 むしろ、指導をする立場の場合は、初期段階に学習する分流功法を自らが正しく理解し実践できることが重要と言えます。

 少林内勁一指禅の教えの中で、特に厳格に定められている事。
 それは、正しい姿勢で、かつ正しい順番で練功を行う事です。
 このように、順を追って気功を習得していく構成になっているのは、気功の危険要素である「偏差」という現象を起こさない為でもあります。
 偏差とはわかりやすくご説明すると、練功の際の副作用と言えます。
 気とは、ただ高めるだけでなく、高めた気を正しくコントロール出来なくてはいけません。
 この気の扱い方を誤ると、いわゆる気の触れた状態に陥る可能性があります。
 少林内勁一指禅は動きはゆるやかながら、その働きは練功を重ねるにつれ非常に大きく働くようになっていきます。
 これは逆に言えば、正しい方向に働きかけなくては、力が大きい分危険も大きいと言えるのです。
 その為、偏差に対しては細心の注意が必要です。
 と言っても、教材では教材のカリキュラムに沿って学習する事によってこの偏差を確実に防ぐように構成していますのでご安心ください。

 三大気功である少林派気功の一番の素晴らしい点。
 これは、間違いなく呼吸と言えます。
 通常、人間及び動物は、口や鼻からの呼吸、そして皮膚からの呼吸をしています。
 しかし、この少林派気功術が熟練してくると、全身に張り巡らされた経絡(気の通る通路)に点在する経穴からの呼吸も徐々に行われるようになります。
 「経絡」及び「経穴」とは針治療の世界や、武術の世界では急所や、圧痛点の存在として知られております。
 あなたもおそらく一度は経絡という言葉を耳にしたことがあると思います。
 東洋医学の世界では生命を維持していく為に必要なエネルギー(気血)の流れる通路として経絡の存在の定義と体系化を、はるか昔から、研究され続けている存在でもあります。
 しかし、この経穴からの呼吸というものは、初心者の方にはイメージが沸かないものです。
 これはまず何よりも経絡自体が目に見えないものであるという点。
 そして、日本では経絡・経穴という言葉自体が聞きなれない存在である事があげられます。
 ですから、今は「体のつぼ」(正式にはつぼとは異なります)のようなイメージで思って頂いていても構いません。
 講座ではまず経絡内の内気の存在を体感出来るようになる事を目指して学習していきます。
 気功を実践する以上、まず何よりも、正しい方法・順序で自らの気をコントロールできるようにならなくてはいけません。
 ここで、ただ体を動かしているだけでは、ただの気功体操になってしまいます。
 講座では、この経絡に存在する「経穴(けいけつ)からの呼吸」に関する学習を開始していきます。
 また、具体的な経絡の部位、役割などについても気功を実践しながら学習していくようになっております。
 これは、ただ単に経絡・経穴の名称だけを把握するのではなく、自らが意識して実践しながら取り組んだほうが、本当の意味であなたの勉強となる為です。
 私はあなたに、名称だけを覚えて偉そうに難しい言葉を並べ立てる気功師になってほしくはありません。

講座はステップアップ方式

 気功師養成基礎講座では、三大気功の中の伝統ある少林派気功、「南少林派少林内勁一指禅」の気功技術の習得を18ヶ月間の三大カリキュラムで学んでいきます。

 では具体的に各コースについてご説明致します。

 

 初級コースでは、気功の基本形の習得を中心にまずは気功に体を慣らしていく段階からスタートします。
 技術的には3ヶ月かけて気功をはじめる第一歩目として養生功という技を習得していきます。
 スポーツなどで例えると、ウオーミングアップの段階、まず気功に体を慣らしていく段階とイメージされるとわかりやすいかもしれません。
 養生功とは、名の通り、体を養生する意味合いがあります。
 気の流れを感じ、そして経絡の流れを高めていく最初の段階です。
 そして4ヶ月目からは、本格的な気功の習得へ移ります。
 具体的には3つの呼吸法を順を追って習得、そして五進気(ごしんき)・馬歩站(まぶたん)・三円式(さんえんしき)といった基本系(分流)の空勁功を主体に習得し、最終的には健康抜指(けんこうばっし)まで、しっかり時間をかけて習得していきます。
 健康抜指からは、少林内勁一指禅の名前の由来である一指の各指の配置、及び効能などを、少しずつ実践しながら教材を元に徐々に把握していきます。
 更に、経絡についての初歩的な学習もスタートしていきます。
 初級コースは最も大切な基本の確認、そして経絡の流れを体感していくことが目的です。
 今は言葉の意味などはわからない事も多いと思いますが、教材では、私が一つひとつの動きに細分化して解説しておりますので、しっかり学習する事によって、技の習得が出来るように構成してあります。
 また、前述しました偏差についてもカリキュラムに沿って学習する事により、偏差を回避出来るようになっています。
 何においてもまずは基本を習得する事が大切です。
 これは気功の学習においても同じです。
 初級コースでは、少林内勁一指禅の基本をしっかり身に着けて頂けるよう徹底的に指導していきます。

 中級コースでは、じっくりと少林内勁一指禅の基本から、応用までを再度確認しながら習得していきます。
 初級コースを実践していくと徐々に生活の一部として毎日の気功がなじんできます。
 そして初級コースを終えた後は初級コースで学んだ事を母体に、本格的に少林内勁一指禅の更にハイレベルな技の習得に入って参ります。
 まず最初の3ヶ月は双臂覧月(そうひらんげつ)という技を学習していきます。また、体を温める意味を持つ技として熱身法という技についても合わせて習得していきます。
 次に4ヶ月目からは双臂抱球(そうひほうきゅう)と呼ばれる技の習得をスタートします。
 尚、中級コースからは更に気功を実践する上で欠かせない経絡についての効能及び学習も開始致します。
 経絡の位置については、私が映像を通じてご説明していきますので誰でも簡単に把握する事が可能です。
 そして経絡を意識した練功の流れを習得し、内気を高めていく方法を学んでいきます。


ラウンドではオフに何を意味するのか

 上級コースでは、少林内勁一指禅の心臓抜指・肝臓抜指・胃腸抜指という技の学習に入ります。
 上級コースでは各技を2ヶ月・計6ヶ月かけて学習していきますが、各技を受講する順番についてはご自身で選択して学習していきます。
 尚、この段階では、既に経絡の流れを意識した練功も可能となる方も多い為、内気の高まりを感じる感覚がするどくなります。
 但し、上級コースは、基本がしっかり固まった段階でスタートするべき技ばかりなので初級、中級コースを終えた受講生のみが受講対象となります。
 尚、当然各技を習得するスピードには個人差があります。また個人の環境も皆異なります。
 ここまで掲げた受講期間のプランはあくまでも受講進行度合いの目安として参考として下さい。


 以上がおおまかではありますが、気功師養成基礎講座の受講の流れとなります。
 最初はどんな些細な動機でも構いません。
 「気功をやってみたいな!」
 これも立派な動機です。
 実際に取り組んでみて、もっと深く学びたいな・・・と感じた時に更に上を目指して頑張れば良いのです。
 教材は私が作りたい内容に仕上げるにあたり、わがままを貫いた結果、やはり膨大な量になってしまいました。(全部で7時間超となります)
 これは、テクニックだけ乗せて「はい終わり・・・」
 というありがちな内容にしたくない為です。
 尚、最初は誰も各技の言葉の意味や、経絡の部位などはわかりません。
 そしてわかる必要もありません。
 大切な事は、正しい方法でしっかり実践していくことです。
 よく難しい言葉や漢字を並べ立てて、相手を不安にさせ、さも私はすごい気功師です。
 と見せているような方がいらっしゃいますが、言葉の意味なんてものはそれほど重要ではないのです。
 言葉の意味等は実際に取り組んでみて興味が沸いてきたら、実践しながら、徐々に学んでいけば良いのです。
 大切なことは、まず各気功の技を部位別にわけて実践しながら少しづつ理解していくことです。(実践することにより、結果的に理解が早まる為)
 実際のテキストでは、部位別に解説を加えその後に、私の映像に合わせて練功を行うという万全の2段構え方式を採用致しました。
 妥協は一切ありません。
 これで、私が求めていた

 これは決して書籍では成し得ない事です。
 尚、教材はDVD教材となっておりますので各コース、メニュー画面から自分の好きな功法を選択し、すぐにスタートが可能となっております。

 実践版のノウハウを学ぶことも大切ですが、ここではより気功というものを把握して頂けるように、そしてこれから学んでいく 少林内勁一指禅についての最低限の知識をご説明したDVDを特典でお付けいたします。

 特典と申しましても、内容は40分以上に渡り、私が実際にホワイトボードを使いながら、ご説明している非買品のDVDです。
 内容は気のエネルギーについて、そして三大気功の歴史についてなど、より詳しくご説明しておりますので、是非お勉強のつもりで、ご覧になって下さい。
 そして更にこのDVDの中には、少林内勁一指禅十八代蕨阿水老師の生前の気功映像を、十九代に許可を頂き掲載させて頂くことが出来るようになりました。
 本来は、この映像だけでもお金に変えられない価値があります。(気功師の方で 蕨阿水老師を知らない方はいないでしょう。それほど偉大な業績を残された方です。
 値段をつけるなどとても出来ないので、今回特典とさせて頂いたのが経緯です。
 気功の初心者の方には解らない部分ではあると思いますが、今回少林内勁一指禅に触れていく為にも是非ご覧下さい。

 20年以上をかけて学習してきた経験、及び気功術を公開するにあたり、私には若干の不安があります。
 老婆心なのでしょうか?
 私が気にしているのは・・・
 ここまで、全てを公開してもやはり、継続する為には実際にお会いして指導をするべきでは?
 という思いが多少なりともやはり心に残っているからです。
 そこで、今回お申し込みを頂いた方には、実際に東京にて各コースにつき1度だけ、私が直接気功の指導を行う特典をお付け致します。
 しかし、私の体は一つです。
 ある程度の人員に達した時点でこの特典は終了させて頂く事をご了承下さい。
 尚、この特典は、私が皆様の場所にお伺いする事は難しい為、お手数ですが東京に起こし頂く必要があります。
 ですから、本特典に関しては私の些細な気持ちとご察し頂けると幸いです。
 当然特典ですから必ず直接指導を受けに東京に来なければいけない。
 という事もありませんのでご安心下さい。
 遠方の方は、もし東京に起こし頂く機会がありましたら、時間や開催場所の調整もありますので事前にご連絡下さい。

 気功治療研究所では毎年不定期ではございますが、野外講習会を実施しております。(冬場は行いません)
 この講習会は自然の中で、受講生の方々と一緒に練功を行う講習会です。

 残念ながら、こちらも現在は東京エリアを中心にしか活動を行う事ができておりません。
 ですが、少しずつでも、東京以外の地域で野外講習会を実施していきたいと思っております。
 小さな活動ではありますが、今後もこうした小さな一歩を大切に頑張って参りたいと思います。
 遠方の方も、是非何とかお時間を作って一度だけでもご参加頂ければと思っております。

 気功治療研究所では毎年、受講生の方々との交流会も実施しております。
 サラリーマンの方から、教員の方、主婦の方、学生の方まで、幅広い年齢層の方がいらっしゃいます。

 傍から見るととても不思議な集団かもしれませんが毎回楽しい時間を過ごさせて頂いております。
 この交流会の目的は、気功の仲間作り、そして何よりもモチベーションのアップが最大の目的です。
 これから気功を始めてみよう!
 と思われている方には、厳しい話となりますが、正直、日々の練功は、気功をスタートしたばかりの方にとっては決して楽しいものではありません。
 これは、気功を実践している人は誰もが皆一度、感じた事がある感情のはずです。
 当然私も最初はそうでした。
 その為、気功の技の習得に関しては、このモチベーションの維持・継続が出来るかどうか?との戦いとも言えます。
 これが、私が数十年気功を指導する立場として、体験してきた現実です。
 しかし、もしモチベーションが低下してしまっても、仲間が出来ること、そして同じ目的を持って頑張ってる人がたくさん居ることに気づくだけでも、
 「よし、また頑張ろう!」
 と思えるものです。
 私は真剣に交流会も活動の一部として考えております。
 受講生の方には交流会の実施についても随時ご連絡していきます。
 当然、参加は希望者のみですのでご安心下さい。

 DVDテキストは初心者にもわかりやすいように、専門用語は極力控え、誰にでも簡単に実践できるような内容に構成しております。
 しかし、実践していく上で、どうしても解らない点などがでてくる場合もあるものです。
 実は私自身も趣味などで色々な講座を受講したりします。
 そしてここがどうしてもわからない・・・
 という壁にぶつかる事が多々あります。
 このような時、通信講座では質問シートに記入し郵送をするのが通常です。
 しかし、私は今まで質問シートなどを実際に使用したことはありません。
 なぜなら、今感じている疑問を文章にすることは想像以上に大変な作業である為です。
 また、このような質問をしても良いのだろうか?
 という不安も頭をよぎります。
 こんな時、
 「作者にその場で直接質問ができる制度があれば・・・」
 と思う場面がよくあります。
 そこで、今回は最大の特典として電話相談をお受けすることを今回決断しました。
 受講者の方には会員Noと受講者専用の私直通の連絡先をお教えいたします。

 この電話サポートは、お陰さまでかなり好評です。
 個人的には更に多忙となりましたが、受講生の方々の真剣な声、そしてお喜びの声を直接聞くことができることは、この上ない喜びでもあります。
 また私自身も指導者として受講生の方々からたくさんのことを改めて学習させて頂くことが多くありました。
 この決断は正解であったと思います。
 私は受講者の方と一生お付き合いしていくつもりです!
 受講者の方には 3年間・回数無制限で、しかも相談料完全無料にて電話相談をお受けいたします。
 これで、一人で悩むことは一切ありません!
 一緒に頑張っていきましょう!
 この特典は自信がなければ絶対に出来ない特典と自負しております!
 おそらくこのような特典を付けているのは私だけでしょう。

◆今すぐ受講したいのですが、分割のお支払いは可能ですか?

 申し訳ありませんが、分割プランには対応しておりません。
 コース別の受講も可能となっておりますのでご検討下さい。
 尚、受講費用のお支払方法は、代引き郵便決済・銀行振り込み決済の2つのお支払方法をご用意しております。
 郵便局の「ぱるる」もご利用いただけます。

◆私はすでに60代と高齢です。こんな私でも気功を学ぶことはできるでしょうか?

 年齢は一切関係ありません。
 そして、性別も一切問いません。
 講座では、教材とカリキュラムに沿って、一歩ずつ気功の技術を習得していく構成となっております。
 当然特殊な能力も必要ありませんし、少林内勁一指禅は取り組みやすい流派でもありますのでご安心下さい。

◆講座の期間内サポート制度とはどのような制度でしょうか?

 サポート制度とは、各コースの期間内において、疑問点や質問などを直接私にお電話で質問できるサポート制度です。
 質問内容はどのような些細な質問でも構いません。
 通常通信講座と言っても直接本人に電話で質問出来るような講座はそうはありません。
 せっかくのサポート制度ですから存分にご利用ください。
 但し、サポートは私の生存中に限りますのでご了承くださいね。(笑)
 もちろんまだまだ現役で頑張ります!

◆他の流派ではセミナー参加や、2~3回講習を受けると気功をマスターできる所があるのに、何故少林内勁一指禅ではこれほど期間がかかるのですか?少し厳しいように感じます。


 確かに、数日のセミナーで数万円~数十万円の費用を払い、すぐに気功術をマスターできるとしている場所もあります。
 もしかしたら数日で本当に気功術をマスターしてしまう人が存在するのかもしれません。(私は指導経験上信じませんが)
 しかし少林内勁一指禅という気功流派は自分の内気を感じ取れるようになり、その後、少しずつ気をコントロール出来る様になってくる流派です。
 そして、これらの過程で壁にぶつかり、その時に苦しんだ感情や、その壁を乗り越えた時の喜びの感情を身をもって体感していなくては、いざ同じような壁にぶつかっている人に対して、心をこめて教えたりする事はなかなか出来るものではありません。

 また、少林内勁一指禅は、自分の健康を自分で守る!
 という志しで築きあげられてきた伝統のある流派です。
 技の習得の順番などに厳格な規則がある為に、初級コース~上級コースまでを合わせ18ヶ月という受講期間を定めていますが、一生をかけてゆっくりと取り組んでいくような気持ちで取り組むべき流派でもあるのです。
 もし、地道に身に付けて行くというスタンスではなく、手っ取り早く気功をマスターする事を望むのであれば、少林内勁一指禅は向いていません。

◆私は将来的に気功師となって活動するほどの気持ちははありません。自分の健康の為に受講をしてもよろしいでしょうか?

 本講座は「気功師養成基礎講座」という名目ではありますが、本講座を受講したからといって、気功師にならなくてはいけない!
 というものでは当然ありません。
 少林内勁一指禅の気功師になる上で最低限の基本を組み込んでありますが、実際に「気功師になろう!」という目的で受講を開始される方は少ないのが現状です。
 正直に申しますが、現在自分が行っている仕事に活かしたい!という思いをお持ちの方や、自分の健康の為、そして自己学習を目的として受講を開始される方がほとんどなのです。
 実際に気の流れを自らの体で感じとる。
 そして、その体験を通じて少しずつ気功に興味を持ちはじめ、本格的に気功師としての学習を開始する。
 私自身もそうでしたし、このような流れで一歩ずつ歩んでいくことが通常の流れとも言えます。
 今回、通信教育という形で講座を開講した目的は、「正しい気功を広く普及させていく事」が、何よりもまず第一の目的です。
 自分の健康の為という動機でも一向に構いませんし、サポートもしっかり致します。

◆私は社会人です。仕事もあり毎日何時間も練習することは出来ません。たくさんやらないと効果は出ないのですか?

 本講座は自分のペースに合わせて受講することが可能です。
 時間が無い時は、基本だけでも構いませんし、必ず毎日しなくてはいけない!
 というようなノルマはありません。

 尚、気功は短期間で習得しよう!と意気込むものでもありません。
 自分の生活の範囲で無理なく取り組まれる方が、結果的に継続に繋がっているのが現状です。
 また、受講スピードは各個人によって異なるものです。
 気功師養成基礎講座では各コースに受講期間を定めてはおりますが、この期間はあくまで参考としての受講カリキュラムです。
 まずはあなたにしっかりと正しい気功技術を身につけて頂くことが私の使命とも言えます。
 ですから、もし、カリキュラムの進行が遅れてしまった場合も、サポート期間を超えて無料でしっかりあなたが学習出来るまでサポート致しますのでご安心下さい。

◆受講してから特殊な器具やペンダントを買わなくてはいけないような事はありませんか?

 最も多い質問がこのような質問です。
 少林内勁一指禅の教えの範囲では、特殊な器具や、ペンダントなどを用いて気を高めるような教えは存在しません。
 私が指導出来るのは少林内勁一指禅の教えの範囲ですから
 「受講後に特殊な器具が必要です!」
 などといった事も一切ありません。
 体ひとつではじめられますのでご安心下さい。

◆受講を検討していますが、受講料金について失礼ですが判断基準がわからないので教えてください。

 本講座は一切の勧誘をしていないにも関わらず、それでも尚、受講生が耐えず増え続けているのが現状です。
 講座では回数無制限サポートに加え、直接指導特典もつけております。
 たった一度の相談電話だけでも高額の費用を取られる所もある中、これらの特典は私の本気度が十分伝わる内容だと自負しております。
 これは少しでも多くの方に本物の気功に触れていただきたい・・・
 という思いから設定した価格設定です。

 本講座の価格はDVDの教材価格ではありません。
 全てのサポートを含めた受講費用です。
 もし高いと感じるようであれば、それはあなたの価値観です。
 受講はおやめ下さい。

◆野外授業などにも参加できる機会があれば参加をさせて頂きたいと思っております。その際は受講費用は別途必要になりますでしょうか?

 野外授業は毎年行っておりますが、参加費用は必要ありません。
 また特典でお付けしている直接指導に関しても別途費用は発生致しませんのでご安心ください。
 日程や開催場所に関しては別途ご連絡、もしくは受講生専用ページに掲載致しますのでお気軽にご参加下さい。
 尚、遠方からご参加される際は、行き違いなどを避けるために事前に直接ご一報下さい。
 また、受講生との交流会も不定期ですが行っております。
 これは、受講生同士がお食事をしながら、全国各地の方々と交流を深める為の交流会です。
 こちらは、飲食代のみ費用が発生しますのでご了承下さい。(参加は自由です)
 今のところ、東京のみでしか行っておりませんが、もう少し全国的に活動が出来るような母体が整いましたら、各地でも実施していきたいと思っております。

◆パソコンは持っていますがDVDプレイヤーが無いので、ビデオ教材などはありませんか?

 申し訳ありませんが、教材はDVD教材のみとなります。
 最近のパソコンではDVDプレイヤーを見る事が出来る機能のついたものが多数ありますので念の為、受講の前に一度ご確認下さい。
 尚、DVDプレイヤーは再生専用の場合、店舗にもよると思いますが大型の電気店やTSUTAYAなどのレンタルショップに行くと4000円程度で販売されているようです。
 受講を検討される場合は、事前にご確認ください。


 最後までお付き合い頂き本当にありがとうございました。
 ここまで説明の長いホームページを見たことはおそらくない事でしょう。
 今回私は新しく通信教育カリキュラムを開始しました。
 カリキュラムのご説明をする前に、流派の歴史的背景を長々と説明してきたのは、これから自分が取り組む流派について、最低限の知識を身につけてから受講の検討をしてもらいたい!という強い思いをもっている為であります。
 そして、三大気功の少林派気功の中でも、治療系である南少林派気功が今改めて時代に求められていることを、あなたに少しでもお伝えしておくべきと判断した為です。
 伝統を重んじる少林内勁一指禅の気功を東京近郊だけではなく、全国的にご紹介していく事は、残された私の人生の使命と感じております。
 しかし、広く広めていきたいという思い以上に、どのような流派なのかという説明をしっかり行う義務が私にはあるのです。
 その為、少し長々と説明してきた次第です。
 尚、私は今まで何度となく、
 「高田先生は生まれつき特殊な能力をもっていたのですか?」
 という質問を受けてきましたが、生まれつき特殊な能力などは一切もってはいません。
 私はいわゆる普通の凡人です。
 これは、この世に生れ落ちてから、現在に至るまで変わりません。
 現在は縁あって気功の世界に身をおいておりますが、
 気とは、誰もが体内に秘めているものであり、私が特別何か特殊な能力がある訳ではないのです。

 病気・元気・空気

 ふと思いつくだけでも「気」は我々の日常生活の中に溢れています。
 気のやまいが病気・・・  気を戻すことが元気・・・
 知らぬ間に我々日本人が口にしている言葉の中にも、「気」の歴史が感じられるはずです。

 気とは目に見えないものである為、不思議な世界と感じるかもしれません。
 しかし、現実に存在するエネルギーであることは確かです。
 そうでなければ、これほどまでに、この世の中に気功が普及する事は絶対にありえません。
 近年では気を科学的に解明するなど、様々な研究がなされています。
 今後、科学的にも「気」と呼ばれているものについての研究成果がどんどん発表されてくるでしょう。
 そして「健康」という最も注目されている分野において、今後もより大きな成果を残していく事となるでしょう。

 これはおおげさな事でも何でもありません。
 それほど、気功という分野は日本でも注目をされはじめている分野に成長しているのです。
 私が気功を学び始めたのは20年以上前のこと。
 当時は気功をやってます。
 などと言うと、本当にかなり敬遠されたのです。
 しかし現代では気功という言葉を聞いたことがない人がいないほどに気功の認知度は高くなってきております。
 決しておおげさな事ではなく、今まさに注目を浴びはじめている気功の分野において、先駆者として学習できる事は、大きな意味があると私は感じております。
 それほど、気功を含め東洋医学の可能性が期待される時代は目の前に来ていると捕らえる事も出来るのです。

 繰り返しますが、少林内勁一指禅の気功術は一歩づつ順番に技術を身につけていく流派であります。
 その為には、1日1日の積み重ね、そして人生最大の資産である時間の投資が不可欠です。

 最後まで自分らしく生きていくこと・・・

 これが本気功治療研究所の最大のテーマです。
 若い方には理解しがたい部分かもしれませんが、私のように歳を重ねると、この意味は大きなものとなってきます。
 どんなに富を得ても、そしてどんなに幸せな物質環境を整えたとしても・・・
 結局、健康でなければ意味がありません。
 健康でありたい・・・
 これは当然誰もが皆思っていること。
 その健康を手に入れる為に、サプリメントを摂取したり、スポーツクラブに通ったり、選択肢は様々です。
 私も気功を実践する事だけが正しい選択であるとは決して思っておりません。
 ただ、一つだけ言える事は、この人生最大の宝である「健康であること」を目指して、人生最大の資産である「時間」を投資することは、決して無駄なことではないと断言します。


 私は少林内勁一指禅二十代という立場として、この気功の普及活動という1点に向けて残りの人生をかけて取り組んでいきます。
 そして私の命の続く限り、あなたをサポート致します。
 これは私のプライドであり、そこまで私は真剣です。
 気功の普及活動を共に実践していく事ができるパートナーとして、そして、自らの健康を自らの手で掴み取る事を目標に共に歩んでいく事を実践して頂ける方のみに教材をお譲り致します。
 本講座では、指導者向きの技術解説も多数掲載しております。
 これは気功師養成基礎講座という名目からもご理解頂けるように指導者の育成事業が目的のひとつでもある為です。
 受講生の中から、気功師育成事業を任せられる方、そして地域公共施設などを使用して自らが気功指導を実践していける方、更に私の弟子として二十一代を継承していけるような方が現れることを強く期待しております。
 最後に月並みですが私の一番大好きな言葉をあなたにお送り致します。

 以上。

◆~少林内勁一指禅二十代高田像天~

【高田像天略歴】

◆少林内勁一指禅二十代
◆南少林気功協会理事長
◆気功治療研究所代表
◆気功師養成基礎講座講師
◆スポーツクラブプライゾ気功教室講師
◆三菱リーブスポーツ気功教室講師
◆スポーツクラブラルクス気功教室講師
◆スポーツクラブルネサンス気功教室講師

【~略歴~】

1976年  菅気功師に師事、禅密功の指導を受ける
1980年  尿管結石を発症。上海に渡り金夏生気功老師の治療を受け完治。この経験から、気功術の伝授を熱望し、その後30回以上に渡る渡上海、計9年間に渡り修行を行う。
1993年  気功センター設立。気功療法・気功の実践指導を開始。
1998年  11月2日、上海にて弟子入りの儀式を行う。少林内勁一指禅十九代蕨巧根老師から伝授。
2002年  今までの経験を元に気功の普及活動・気功の実践指導を開始。
2002年  スポーツクラブラルクスにて気功教室を開始。
2003年  生徒ともに上海気功研修(11月)
2004年  スポーツクラブプライゾにて気功教室を開始。(9月)
2004年  気功野外活動開始。
2006年  リーブスポーツにて気功教室開始。
2007年  南少林気功協会設立。

 その他、研修生を連れて中国研修を8回実施。
 各種スポーツクラブなどの気功教室講師活動を経て現在は、南少林気功協会の活動を中心に、全国の受講生のサポート活動、及び指導者育成活動に従事。



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