【ベトナム・観光情報】ベトナムハロン湾の鍾乳洞【世界遺産】 | 隠れハノイ
PC内のドキュメントを整理してると、僕の大学時代のレポートが見つかったのでUPしてみた。
[Ⅰ]ベトナムの世界遺産:ハロン湾
私は毎年の長期休暇に入るとよく海外旅行に出かけるが、その訪問先として一番多かったのが、ベトナムのハノイである。私はベトナムで様々な観光地に行ったが、その中でも最も私の興味を引いたのが、ベトナムの北東、ハノイの東に位置するハロン湾である。([図1 ベトナム地図]を参照)
ハロン湾は世界遺産にも登録されており、ベトナムでも有数の景勝地である。しかし、単に「ハロン湾」と言っても、様々な観光資源、観光対象があるので、今回は"ハロン湾にある鍾乳洞"にテーマを絞り、それを中心に論じていく。
図1 ベトナム地図
[Ⅱ]ハロン湾について
1.ハロン湾にある観光対象
ハロン湾は毎年多くの観光客で賑わっている。ハロン湾周辺には観光バスやツアー団体が極めて多いことから、ここがベトナム屈指の観光スポットであるということが窺える。今回メインの観光対象として取り上げたハロン湾の鍾乳洞も、勿論世界遺産のハロン湾に属していることから、ハロン湾の中でも恐らく一番の見所スポットであるということは疑いの余地がない。では、ハロン湾の鍾乳洞を紹介する前に、まずそれを取り巻く周囲の環境から紹介していく。
食べ物を手に入れる方法植える?ハロン湾は文字通り"湾"である。それ故に、当然それだけでは単なる観光資源に過ぎず、決して観光対象には成り得ない。では何故ハロン湾にはこうまで観光客が訪れるのであろうか。その理由として考えられるのが、ハロン湾に存在する様々な観光対象である。また、ハロン湾一帯が世界遺産に登録されたということも、観光客が絶えず訪れるようになった理由の一つとして挙げられる。
今回のメインテーマである鍾乳洞は、勿論ハロン湾屈指の観光対象であり、最大の見所であるということは既に述べたが、決して鍾乳洞だけが人々の観光対象になっているのではない。ハロン湾と同じく世界遺産に登録された、中国・桂林の漓江を彷彿させるかの様な絶景*1や、綺麗な島々のおかげで、鍾乳洞に向かうまでの移動でさえも、"クルージング"として十分に観光対象となっているのである。
この様に、ハロン湾には鍾乳洞を筆頭に、様々な観光対象が存在しているのである。それ故に、観光客が絶えず訪れる名観光スポットとなったのも十分頷ける。
*1さまざまな奇岩が海に突き出した風景は桂林に似ており、「海の桂林」とも呼ばれている。/NHK世界遺産ホームページ参照
ビーチサクラソウは厚いワックス状のキューティクルを持っていません2.ハロン湾の鍾乳洞
今回ハロン湾の観光対象を紹介するにあたって、私が一番紹介したい観光対象が、ハロン湾の島々にある巨大な鍾乳洞である。"島々にある巨大な鍾乳洞"と述べたように、鍾乳洞は決して一つだけなのではなく、ハロン湾一帯に点在する無数の島々*2の中に複数存在しているのである。
それぞれの鍾乳洞の内部は一般公開されており、巨大な鍾乳洞の内部を自分の足で見て回ることが出来る。観光客の安全の為、ある程度整備されているとはいえ、ほぼ自然な状態で保存されているので、それ程景観も損なわれてはいない。また、鍾乳洞内部は様々な幻想的な光で照らされ、一つとして同じ形のない大小様々な石灰岩が観光客の目を楽しませてくれる。([写真1 鍾乳洞内部]を参照)
一般に、鍾乳洞というものはただの洞窟であるとされている。しかし、これ程の規模で、これ程の光彩を施すことで、本来単なる観光資源であった鍾乳洞が見事にベトナム屈指の観光名所となった。これは観光資源が観光対象となった非常にいい事例であると言える。
写真1 鍾乳洞内部
どのように多くの、は、ペックのポンド*2ハロン湾一帯には、南国の強い雨に削られ、奇抜な姿になった大小の島々が1600もあるとされている。/NHK世界遺産ホームページ参照
[Ⅲ]観光資源としてのハロン湾
観光資源が『「見る・学ぶ観光」のための資源』と定義されている様に、観光資源それだけでは、その多くは大した魅力も無く、観光行動の目的とは成り得ない。しかし、今回紹介した事例のように、本来何の変哲もない鍾乳洞に、人は手を加えて観光地(観光対象)とした。そして、その鍾乳洞の観賞を目的としたクルージングツアーが作られ海や島々が観光対象となった。そして、1994年には世界遺産に登録され、それ以降、国内外から年間200万人が訪れる賑やかな場所に変わったのである。
私も過去にツアーに参加し、このハロン湾に訪れたことがあるが、その時見た光景は未だに私の脳裏に焼き付いている。それ程までにこのハロン湾は魅力的であり、世界遺産に登録されたのも十二分に納得がいく。
静かな港町であったハロン湾が、一転して観光客賑わう観光場所となった様に、観光資源が観光対象となれば、そこには多くの観光客が訪れることになり、結果としてその土地の活性化に繋がる。そして、その観光資源、或いは観光対象が世界に認められ、世界遺産に登録されることになれば、世界各国から観光客が訪れることになり、更なる経済活性化も十二分に期待出来るのである。以下の図はハロン湾に訪れた観光客の数を示したものである。参考までに掲載しておく。([図2 ハロン湾訪問者数内訳]を参照)
図2 ハロン湾訪問者数内訳(ベトナム観光総局のデータを基に作成)
今回紹介したこの観光対象は、当然紙上で語り尽くせるものではない。ツアーであるないに拘わらず、皆さんもハロン湾を訪れた際には鍾乳洞に行ってみてはいかがだろうか。
以上
参考:
NHK世界遺産:
ベトナム観光総局:
プレイガイドツアー:
【おススメ!!】●●●●●●● 香港経由プラン ●●●●●●● 【キャセイパシフィック航空利用!!】
0 コメント:
コメントを投稿